ご好評いただいております、当店オリジナル完組ハブダイナモホイール、新機種が増えたり廃盤が出たりと、以前のブログ記事が古くなってしまいましたので、新しい選び方についての記事をつくりました。
選び方はからわず3ステップです。
1. リムブレーキかディスクブレーキか
2. ハブダイナモ出力
3. タイヤの幅
まず最初にリムブレーキかディスクかで分かれます。
次に出力ですが、これは以下の図をご覧ください。

出力が低いと軽く、安くなります。HILMO 0.9Wは重量/価格のバランスがずば抜けて高いので低コストでも高性能なホイールになっています。詳しくは前回の記事をご覧ください。
低出力でも最近のLEDライトは十分な明るさがあるので問題はありません。ライト内部のLED自体はほとんどが1Wクラスなので、0.9Wで実はほぼフルの明るさが出ていたりします。
テールライトも使う場合には1.5W以上あるほうがいいですね。USB出力のアクセサリを使う場合、電球式(もうないと思いますが…)にこだわりたい方には2.4Wをお勧めします。
では欲しい出力は決まりましたか?次のチャートはまずリムブレーキの場合です。

次にこちらはディスクブレーキ専用の場合です。

出力、タイヤ幅の順に見ていくと、(A)~(G)のどれかに決まります。それぞれ簡単な説明とリンクを張りましたのでそこから当店オンラインショップに飛べます。
(A)
アラカシ (黒リム・ハブ/シルバースポーク)
シラカシ (すべてブラック)
イチイガシ (すべてシルバー)
カシ3兄弟はスポーク色の違いで値段が違います。当店ではスポークまで黒いものを「オールブラック」として区別しております。「ブラック」のみの表記はスポークはシルバーです。
(B)
クヌギ (ブラック)
カシワ (シルバー)
こちらははコスト重視ですので黒スポーク仕様はありません。代わりにリムとハブが銀のものがあります。自転車に合わせてお選びください。
(C) ヤマブドウ
イチイガシのほぼ上位機種です。出力が1.5Wです。
(D) ノブドウ
カシワのほぼ上位機種です。出力が1.5Wです。
(E) エビネ
高出力、黒スポーク仕様のみです。低コストな銀スポークも製作可能です。ご相談ください。
(F)
ヒメジオン (黒リム・ハブ/シルバースポーク)
ハルジオン (すべてブラック)
こちらはリム/ディスク兼用です。ヒメジオンはコストパフォーマンスの高いシルバースポーク仕様です。価格差は色の差のみです。
(G) ノゲシ
ディスク専用です。MTB29er、アドベンチャーバイクに最適です。
選べましたでしょうか?
なおこれら標準機種のスポークの色変更、種類変更は差額のみで可能です。詳細はお気軽にお問い合わせください!
また、近年増加中のスルーアクスルハブ採用車に対応したホイールも現在計画中です。こちらも高級機種ではなく、お求めやすい価格帯の機種を計画しております。
次回は各機種の詳細について解説したいと思います。